代表のときどきブログ

現在の主流塗料や塗料の比較

2019年01月10日

正しい塗料の選び方

 

皆様こんにちは。2019年が始まりましたね♪



今回は「塗料」について書いてみたいと思います。


塗料には大きく分けて、「樹脂による分類(グレード)」と水性塗料、油性塗料(溶剤系塗料、弱溶剤系塗料)といったタイプ、さらに「2液型」「1液型」という種類があります。


グレードはアクリル樹脂塗料、ウレタン樹脂塗料、シリコン樹脂塗料、フッ素樹脂塗料など、わりと皆様にも馴染みのあるものだと思います。
次に塗料のタイプですが、油性には溶解力の強いラッカーシンナー、エポキシシンナー、ウレタンシンナーの強溶剤と、比較的溶解力の低い塗料シンナーの弱溶剤があります。性能を比較すると強溶剤タイプが優れます。


水性タイプですが、お客様からの質問で「水性塗料だと雨が降ったら溶けるんじゃないの?」とご質問をよく頂きますが、水性塗料は成分として水分がある事により液状を保っていて乾燥することで硬化します。一度固まると水で溶けないので心配ございません。


次に「2液型」「1液型」の違いですが、「2液型」は硬化剤と主剤の文字通り2つの液体で構成された塗料です。1液型の塗料は乾燥する事によって塗膜が固まりますが、2液型は硬化剤と主剤により、化学反応を起こして塗膜が形成されます。これによって耐久性が向上しますので性能を比較すると2液型が優れます。



グレード、「水性塗料・油性塗料」「2液型・1液型」それぞれの組み合わせによって耐久性や価格は変わります。少し複雑でわかりにくいところすね^^;
 
同一性能である塗料と限定して、耐久性順に並べると、
 
 
強溶剤2液型
弱溶剤2液型
水性2液型
強溶剤1液型
弱溶剤1液型
水性1液型
と、なります。
 
 
一番高性能なのが「強溶剤2液型」ですが塗装するものによって向き不向きがあります。
強溶剤2液型は溶解力の強いシンナーで希釈する塗料となり、強い刺激臭がします。お客様が生活をされながらの外壁の塗替えリフォームには不向きです。また脆弱な既存塗膜や下地を溶解する事もありますので塗り替えで使用するには注意が必要となります。価格は1液型と比べると高めとなります。
 


強溶剤2液型のメリットは、耐久性や密着性の高さがあります。実際に強溶剤2液型で10年前に塗替えたお住いを現在見ても艶や色あせがほとんどありませんでした。「油性・水性」「2液型・1液型」はどちらが良いという事では無く、それぞれメリット・デメリットはあります。外壁には水性塗料、雨樋や雨戸などには密着力の高い油性塗料、より高耐久性が求められる箇所には2液型塗料などを、ご予算や痛み具合、塗るものに合わせて適材適所に塗料を選択する事が必要です^ー^



例えば、弊社の屋根の塗装では、2液型以外の塗料はお進めしていません。理由は、屋根は外壁に比べて紫外線の影響が2倍以上だと言われている厳しい環境で、密着性や耐久性が求められる為です。


【現在の外壁の主流塗料】
外壁の塗料として従来では油性の中でも扱いやすい1液型がよく扱われていましたが、現在では水性塗料がよく使われるようになりました。塗料の開発により、溶剤にも勝る耐久性を持つ水性塗料が出現した為です。



水性塗料のメリットは、臭いや環境に配慮された塗料であるという事です。また、水性であるために旧塗膜や傷んだ下地を溶かす事なく塗装できる事も外壁の塗替えに適している部分です。そして現在最も多く使用されている「塗料グレード」は「シリコン塗料」となります。
 
 無機
フッ素・

ラジカル
シリコン
ウレタン
アクリル



現在主流であるシリコン塗料は、業界の標準塗料として広く使われています。塗料の新製品は、塗料メーカーの実験では良い結果が出てても、実際に使うと違う結果になることもあるため、発売から十数年経ち耐久性などの実績もあることが業者の中でもシリコン塗料を支持する方が多い理由です。
 
 
 
シリコン塗料と一口にいっても様々な商品・種類があります。例えば、一般的なシリコン塗料の耐久年数は10年と言われていますが、単層弾性といわれるシリコンは~7年となり性能に差があります。
各塗料メーカーから数多くのシリコン塗料が発売されており、汚れのつきにくさや、塗りやすさ、耐久性、密着力や仕上がりの美しさなど塗料により違いがあります。
 
 
 
塗料には、実際に使用して経過を見ないと解らない事が多い為、弊社ではカタログの情報性能だけでお客様におすすめすることはありません。
真の優良塗料を見分ける為には、知識だけで無く、実際に使って品質を確かめなければなりません。どういう塗料を扱うか?はまさに塗装業者の腕の見せ所となります^^
 


現在、シリコンの他にも多様な塗料のグレードがありますが、一概にグレードだけで塗料の性能を比較できないところがあります。前述の「溶剤と水性」「1液型と2液型」の組み合わせで品質は変わるからです。
例えば一般として、ウレタンよりシリコンのが耐久性が上だといえますが、強溶剤2液型のウレタンは現在でも車両の塗装に使われているほど耐久性の高い塗料なのです。



sk化研プレミアムシリコンカタログより


塗料の開発が進み、現在では無機塗料や遮熱塗料、光触媒塗料など、高耐久なものや機能性を持つ塗料が販売されています。生涯のうちのメンテナンス回数やお求めの機能・ご予算に応じて、適切な塗料を選択しましょう^^



最後に、ペイントハックの塗装プランをご紹介します。

シリコン 業界標準で実績のある塗料を厳選しています。価格もお手頃で初めての塗装リフォームをされる方にも安心のプランです。

ラジカル 塗膜の劣化因子「ラジカル」を制御する機能を持つ塗料です。他の高耐久塗料に比べて価格が安く費用対効果に優れるプランとなります。

フッ素  厳しい環境下にも強く汚れが付きにくい塗料です。長期に渡り美観を維持します。

超高弾性 クラックに対する優れた追随性があり、高耐久性能です。塗り壁材としても使用でき、従来の「下地が原因で割れやすい」問題をクリアします。

無機   フッ素を超える塗料として開発された塗料です。現在最も耐久性の高い塗料といえます。塗り替えサイクルを長くお考えのお客様に最適です。



「耐久性の高さ」「汚れの付きにくさ」「密着力」「仕上がりの美しさ」「価格」など、どのプランの塗料も厳選した優良塗料です。カタログや資料等多数ご用意していますので、ご興味のある方はいつでもお問い合わせ下さいませ^ー^





恐縮です。
 
 
 
宇部市の塗装会社
株式会社 ペイントハック
代表取締役 吉田秀勝