M様邸外壁塗装工事
2019年6月20日
無機塗料での塗装・木部の塗装
ペイントハックの吉田です。
久しぶりの施工日記です。年が明けてからずっと忙しく、施工に追われていて、アップ出来ずにいました(汗)
ご協力いただいているお客様におかれましては、お待ち頂き申し訳ございません。
少しずつ順次アップさせて頂きますので、もうしばらくお待ち頂けたらと思います。
今回の施工日記は、宇部市にお住まいのM様邸の塗装工事に関する記事です。
しばらくぶりの塗装工事だということで、経年劣化相応に痛みが進んでいました。
施工前
日本建築の建物で、素材は木部・モルタル壁・サイディングボード壁などです。
写真では分かりにくいですが、木部は痩せたり色あせが目立ちます。
サイディングボードはチョーキング減少が発生しています。
まずは色選びです。外壁の下部分にあるサイディングボードの色はグレーをご希望でしたが、色の濃淡や艶などお悩みでしたので、工事前に部分的に塗装して見て頂きました。
次に下地調整です。経年劣化で傷んだり破損している箇所の補修やコーキングを行います。
サイディングボードが割れている箇所がありましたので板金カバーを取り付けました。
↓
見た目も整いますし、雨が降っても防水できるので安心です♪
本当はサイディングボードの交換が一番ですが、コスト面で考えると板金カバーはおすすめです。
その後下塗りをして、無機塗料を2回塗布します。
この塗料は無機の中でも、溶剤2液型で上位グレードのものです。艶など美観も美しい上に、下地の状態が良ければ超耐久性能を発揮します。
塗膜が長持ちするためメンテンナスサイクルの長期化に貢献し、塗替え回数の軽減に寄与します。
綺麗な状態を長く保ちたい方におすすめの塗料ですよ(^^)
漆喰部分も無機塗料で塗装。
外壁全体を長く保護します。
↓
木部の塗装
お客様のご希望により、軒天以外の木部を全箇所塗装しました。
玄関屋根の上裏
天井拡大
プリントが剥離しているのでケレンしてから塗装します
塗装中
塗装完了
造膜タイプの木部専用塗料なのでしっかりと色がつきます。
お客様から、交換したみたいに綺麗だねとお褒めの言葉を頂きました(^^)ありがとうございます
雨戸の塗装
経年劣化で色があせてチョーキングが発生しています。
施工前
↓拡大
ブツブツをケレンで除去して塗装します。
今回は吹付け塗装仕上げです。
錆びていなければ錆止めは不要ですが、錆止めを塗布することで膜圧がつきます。
痛み具合とご予算に応じて塗装のコースはお選びいただけます♪
塗装完了
アコーディオン式の雨戸も塗装
2液型塗料で塗装してるので耐久性もより高まります!
その他の塗装
ひさし
施工前
↓完了
木部
雨樋・換気扇フード
電気カバー
色の塗り分け
瓦漆喰部分の剥落補修
↓
【ハックの一言】
日本建築の建物は木部は内部構造だけで無く、外部にも使われています。
木は通気性もあり、日本の風土に合う素材ですが、経年劣化で痩せたりと痛んできますので定期的なメンテンナスを行うことで、美観を保ったまま長く維持できます。
普段の生活では目の届かない、例えば高い所に位置する破風板(三角形の木の板)などは目視で確認しにくい箇所です。
施工前
↓塗装完了
M邸様邸の破風や幕板などでは、木が痩せて表面剥離している箇所が多かったため、隠蔽性の高い造膜タイプの木部塗料で塗装しました。
キシラデコールなど、木の専用塗料メーカー「大阪ガスケミカル」では、木部のメンテナンス周期は5年と公開しています。
5年に一度の塗装・・・は現実的では無いですが、日本建築にお住まいの方は、10年に一度は現状確認をされたほうがいいと私達は考えます(^^)
M様
「塗装だけで無く家全体のメンテナンスが出来たようで嬉しい」
「新築みたいになった」
などとお褒めの言葉を頂き大変感激しています。
塗装箇所や色の塗り分けなどが多くて完成は予定より遅れましたが、職人一同気合を入れて施工に当たらせて頂きました。
完成した時は達成感でいっぱいになり、出来栄えに、恐縮ながら職人一同感動致しました(T_T)
完成時に「吉田さんのような業者に早く出会いたかった」
と奥様に言って頂きすごく嬉しかったです。ご主人様と奥様がお選びになった色合いが建物によくお似合いですね^^
この度はペイントハックにご依頼いただきまして誠に有難うございました。
宇部市の塗装業者 総合塗装業
株式会社 ペイントハック 代表取締役 吉田秀勝
恐縮です。