M様邸 塗装工事
2023年8月13日
皆さんこんにちは😊
見習い職人、左右田と申します。
今回は、私が施工日記をお伝えします。
宇部市在住のM様の塗装工事です。
外装材はサイディング・破風板、鼻隠しは木材を使用されています。
耐候性が高い木材専用塗料がない為、いろいろ打合せを重ねた結果、外装材は高耐久塗料(無機塗料)木材部は、木材専用塗料(造膜タイプ)を使用することになりました。サイディング部と木材部ではメンテナンス時期が違うため、定期的に木材部だけメンテナンスを行うことになりました。
調査診断を行い、メンテナンスを行います。
全体的に色褪せ・チョーキングがありました。
特に破風板・鼻隠し・庇・倉庫は、木製の為、劣化が進んでいました。
目地やサッシ周りのコーキングも亀裂・断裂がありメンテナンスが必要です。
①高圧洗浄
塗装工事を行う前に高圧洗浄でしっかり汚れを落としていきます。
屋根や壁・軒天・駐車場の土間も綺麗に洗浄していきます。
高圧洗浄で洗えない箇所は、手作業でしっかり汚れを落としていきます。
②破風板塗装
表面が劣化しており、苔も付着してました。
施工前
しっかりケレンして、ローラーや刷毛を使い、塗装していきます。
木材が塗料を吸い込んでいくので、塗りムラにならないように丁寧に塗り重ねていきます。
③鼻隠し塗装
破風板と同様表面が劣化していました。
施工前
しっかりケレンして、ローラーや刷毛を使い、塗装していきます。
樋と鼻隠しの間は、塗り難いですが、刷毛や筆を使用して見えない部分も
しっかり塗装していきます。
④木部庇
凹凸がある為、刷毛や筆を使って塗装していきます。
木材が塗料を吸い込むので、塗りムラにならないように丁寧に塗り重ねてい
きます。
窓や壁に塗料が付かないようにしっかり養生してから作業を行います。
垂木の裏側見えない箇所もしっかり塗装していきます。
⑤軒天塗装
ホワイト系色から破風板や鼻隠しと同じブラウン系色に変更し、統一感を出しました。
壁や、土間に塗料が付かないようにしっかり養生してから施工します。
ローラーや刷毛で塗りムラなく塗装していきます。
⑥外壁塗装
色褪せ・チョーキングがありました。
サイディングボードに木目が付いているので、木目を活かすようにクリヤー塗装で塗装します。
施工前
下塗り
上塗り
下塗り・上塗りとたっぷりと塗料を染み込ませたローラーや刷毛を使って塗装
していきます。
完成
色褪せていましたが、クリヤー塗装をすることで100%ではありませんが、新築時
に近い色合いになりました👍
⑦雨樋塗装
全体的に色褪せがありました。
刷毛やローラーを使って細かい部分もしっかりと塗装していきます。
垂れや塗りムラ、刷毛目が出ないように塗布していきます。
⑧倉庫塗装
腐食はありませんが、色褪せがありました。
施工前
木部をしっかりケレンします。
木部専用塗料を使用し、塗料をたっぷりと刷毛に染み込ませてしっかりと
塗装していきます。
継ぎ目部分凸凹部分に、垂れが残らないようにしっかり塗り重ねて塗布
していきます。
完成
塗りムラなく綺麗に仕上がりました👍
施工後
職人一人ひとり頑張って綺麗に仕上げました。
クリヤー塗装で新築時に近い色合いを再現でき、お客様も喜んで頂き嬉しく思います😊
以上、見習い職人左右田が施工日記をお伝えしました。
ありがとうございました。
【ハックの一言】
塗料には、有色とクリヤー(透明)があります。
有色は、字の通り色が付いた塗膜になりますが、クリヤーは、透明な塗膜でラッピングするイメージです。
特にレンガ調や、木目調など現状の風合いを残した方が良い場合は、クリヤー塗装をお勧め致します。
ですが、クリヤー塗装は、透明な塗膜ですので、現状の風合いを活かすことができますが、その反面、補修がある場合は、補修跡がそのまま
残ってしまいます。
補修跡は、調色で現状に近づけることは出来ますが、出来れば補修をしなくても良い状況でクリヤー塗装を行うのが望ましいと思います。
お気楽にご相談頂けると幸せます。
M様
旦那様・奥様のご理解・ご協力で工事をスムーズに進めることが出来ました。
クリヤー塗装で新築時に近い色合いを再現出来て良かったです😊
又、お知り合いの方をご紹介頂きありがとうございました。
今後とも末永くと付き合いして頂けると幸せます。
この度は、ペイントハックを選んで頂きありがとうございました。
株式会社 ペイントハック 代表取締役 吉田 秀勝
恐縮です。