B様邸 外壁塗装工事
2018年8月30日
新築から初めての塗装工事で気をつける事
暑さも少し和らいできましたが、例年に比べるとまだまだ暑いと感じます^^;
皆様も、油断して熱中症にならないようにくれぐれもお気をつけ下さいませ。
今回の施工日記は、B様邸の外壁の塗装工事に関する記事です。
施工前
下地調整
塗装をする前にまずは各所の下地調整を行います。
下地調整とは傷んだ箇所を補修する作業です。
①コーキング打設
②基礎の塗装工事もあるので、ひび割れ・クラックをコーキングで埋めます。
③鉄部のケレン
④錆止め塗布
外壁の塗装
①塗装前の状態です。チョーキングが発生しています。
②高圧洗浄後の写真です。時間をかけてチョーキングを落としましたが、乾燥すると再度粉化します。
③下塗り材を塗布。チョーキングがひどいので、下塗り材をたっぷり塗布します。
下塗り材は無色透明ですが塗布するとテカテカと濡れ感が出ます。
塗るものによっては(屋根などに多い)吸い込みが激しく、濡れ感が出ない事があります。そのような時は更に下塗りを行い吸い込みを抑えます。
④中塗り・上塗りをして完成です。光の影響で写真では解り難いですが、吸い込みムラ無く、綺麗な仕上がりです♪
塗装完了
雨樋の塗装
軒天・鼻隠しの塗装
雨戸の塗装
シャッターの塗装
板金屋根の塗装
板金屋根と軒天までの高さが無く、塗り辛い箇所ですが、綺麗に塗り分けます。
基礎の塗装
その他の塗装
換気扇フード・その他鉄部・雨戸のレールの土台
細かい箇所も塗装する事で全体の見た目も変わります(^^)
【ハックの一言】
新築から初めての塗装工事の場合、当然な事ですが、雨樋や雨戸等は無塗装の状態です。
雨樋など表面がツルツルしたものを塗装する時、無塗装の状態だと刷毛目やダレが生じやすく、塗装しているものを塗るより難しいものです。
塗料ダレや、刷毛目などはその上から塗装しても隠蔽出来ずに残りますので、注意して塗装を行います。
私が若い時、職人の先輩から「塗装は一発勝負だから神経を使わなけれないけない」と指導を受けてきましたが正にその通りで、塗るものに対して適切な塗装を行いと耐久性や美観を損なってしまいます。
無塗装の場合の雨戸の塗装は、表面がツルツルしていて塗料がダレやすいので、スプレーガンで塗装を行いました。
薄く吹けばたれにくいですが、それだと膜圧がつかず耐久性が劣ります。
足場の形状で吹きにくかったり等、どうしても手作業なので塗料ダレする事はありますが、ダレ無く膜圧を付けるのが理想で、まさに職人の腕の見せどころです!
塗装完了後 綺麗な地肌です♪
新築の状態をなるべく保ち、次のメンテナンスに繋げる事が最高の塗装工事だと私は考えます。
それを実現する為に必要なものは技術・経験です。
上には上がいるのが職人業です。私達職人は生涯技術を磨き続けなければなりません。私もまだまだ頑張ります!!
また、新築から初めての塗装工事をされるお客様ですと、解らない事が多くてご不安が多い事と思います。
ペイントハックでは、工事が始まる前に、スケジュール表をお渡しして、工事の内容を解りやすくお伝えしています。
スケジュール表には、ご近隣へのご挨拶から色や艶決め、足場組立、塗装工事から足場解体までの予定日や、おおよその工事期間を明記していますので、ご安心頂けると思います。必要に応じて毎日の作業進捗もご報告していますヨ(^^)
B様
工事完了後「綺麗になったね」と喜んで頂き嬉しかったです。
この度はペイントハックにご依頼いただきましてありがとうございました。
宇部市の塗装業
株式会社ペイントハック代表取締役 吉田秀勝
恐縮です。