K様邸 遮熱外壁塗装工事
2018年12月11日
15年目の塗装工事
皆様こんにちは♪
ペイントハックの吉田です。
気が付けばもう師走で、ここ二三日急激に冷え込む日が続き、本格的に冬という感じですね(汗)
暑さ・寒さには、めっぽう強い私ですが、気温が5℃を下回り風などふこうものなら、手や唇がかじかんだりして少し辛かったりします^^;
気温が変わりやすく体調を壊しやすい時期ですね。
皆様におかれましても、風邪など引かれないようにご注意下さいませ。
今回の施工日記は、宇部市にお住まいになられるK様邸の外壁遮熱塗装工事の現場レポートとなります。
前回の工事から15年目の塗装工事です。
施工前
まずは調査診断で建物の状況を確認します。
ベランダ内壁
前回の施工日記では、新築から10年目の塗り替え工事の現場レポートを掲載しましたが、その建物と比較すると、どうしても月日が経過した分経年相応の傷み具合です。
高圧洗浄後
旧塗膜が剥がれています。
元々塗膜が浮いている箇所などは、高圧で洗うとこのようにめくれます。
このようなケースは普段の生活の中では一見わからない劣化部分です。
写真の茶色の部分はサイディングボードの下地です。通常その上に調整剤があり、表面に専用防水塗料でコーティングされています。
下地はセメントや木片または特殊繊維で防水性はありません。このまま放置すると雨水のがしみこみボードが変形したり割れの原因となるので注意が必要です。
そのままの状態で塗装してもすぐに劣化しますので、適切な下地調整を行ってから塗装します。
下地調整
①塗膜が浮いている部分をケレンして取り除き
②下塗材で素地を塗り固めて吸い込みをおさえ、密着性を高める
③微弾性フィーラーで膜圧を付ける。
多孔ローラーでパターン付けして見た目を整える。
④下地調整は完成です。この後に本塗装をします。
塗装完了
コーキング工事
コーキングの劣化具合に応じて打ち替えと、増打ちをしました。
上の写真は、塗装後に気づいたビス廻りの僅かな隙間です。コーキングで塞いだ後に再度塗装しました。
雨水が直接当たる板金部分などは、僅かな隙間でも水漏れしてボードや内部構造の腐食に繋がるケースが多いので、念入りに検査して補修です^_^
その他の下地調整
a:軒天(天井)のひび割れや隙間をパテで埋めます
b:ケレン
c:金属に錆止め塗布
d:屋根の鼻先にある木部。専用下塗り材を塗布
下地調整は塗装を行う際の下処理で、表面に出ない部分ですが、この作業の出来で仕上がりは変わりますので入念に行わなければなりません。
Before After
全体
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五分艶で綺麗な仕上がりです(^^)
全外壁の色はシルキーグレーに近い色です。ベージュがかった明るい灰色で、オフホワイトです。
ご希望の色が既存タイルの塀の色と同系統で、一段階明るくしたいとのことでしたので、カラーシュミレーションをして、その中からお決めいただきました。
外壁は高機能遮熱塗料APOLITEC PAINT FINEで塗装しています。
ご希望の外壁の色は、遮熱効果の期待できる明るい色ですので、機能的にも最適な色合いです♪
破風
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雨樋
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内部の清掃
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ひさし
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シャッターボックス
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金属屋根
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ベントキャップ
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左官工事
ハックの一言
塗装工事の良し悪しは、下地調整を適切に行えるかが重要ですが、今回のK様邸塗装工事においても、適切な下地作りを行って塗装しました。
経年劣化で建物は痛んできますが、中には下地調整で補えない劣化もあります。
そのときは交換するか、板金でカバー等をしますが、場合によっては高額な工事になりますし、交換するものが廃盤で無くなっていたら、形状の違うものを用いて美観を損ねる事も。。。
適切な時期にメンテンナスをすることで、大切な思い出がたくさんつまったお住まいの資産価値を守り、ずっと長く綺麗に維持できますね(^^)
塗装完了
天井廻り
玄関ポーチ
ベランダ笠木
水切り
配管
室外機の化粧カバー
ガス管
狭い箇所や塗り辛い箇所もきっちり塗装してます!
K様
「前回の塗装より仕上がりが良い」「新築よりも綺麗になった」と有り難いお言葉を頂きまして、大変嬉しく思います。普段の生活の中では目の届きにくい箇所もしっかりとメンテナンスしていますのでご安心下さいませ^^この度の工事のご依頼誠に有難うございました。
山口県の塗装業者
総合塗装
株式会社ペイントハック代表取締役 吉田秀勝
恐縮です。