T様邸 屋根・外壁塗装工事
2019年7月15日
スタックの塗装など
ペイントハックの吉田です♪
今日は快晴ですね(*^^*)梅雨あけまであと10日間くらいでしょうか。
あと少しで夏がやってきます!
さて、今回の施工日記は、宇部市にお住まいのT様邸の屋根と外壁工事に関する記事となります。
施工前
タイルは耐久性が高く、状態が良いのでタイル面の塗装はしません。
ちなみにタイル面の塗装をする際は専用のクリアーで塗装することが多いです。
「外壁の塗装」
外壁の拡大写真です。スタックという模様で石や砂が積み重なるように吹き付けられています。
素晴らしい風合いのデザインですが、凹凸があるために、経年で汚れや苔が付着しやすい材質でもあります。
ベランダ内部の壁
雨が直接当たる場所などは苔や汚れが染みこんでいます。
高圧洗浄で除去してから塗装を行います。
塗装完了
↓拡大
スタックは凹凸がある為、しっかり膜圧をつけて塗装する場合、一般的な外壁の塗装に比べると、1.5倍~の塗料が必要になります。
またローラーや刷毛などの手塗り塗装ですと、溝などに対して塗料が中々付着しません。
たっぷり塗料を配って、塗り残しが無いように重ねて塗装しますので手間も掛かってしまいます。
今回の塗装ではかなり吸い込みが激しく、普通の塗装の2倍弱ぐらいの塗料を使用してますが、その分ムラの少ない、いい仕上がりです^_^
「屋根の塗装」
施工前
屋根はコロニアルという素材です。10年位前に塗装メンテナンスをされています。
10年立つと苔や汚れが目立つようになりますね。
外壁同様高圧洗浄をします。
高圧洗浄
↓洗浄後
↓塗装中
↓上塗りを二回して完了
光沢が綺麗です(^^)
「付帯部の塗装」
軒天
軒天の素材も外壁と同じスタックです。
軒天は、塗料の飛散などにより外壁よりも塗料を多く使いますし、力がはいらないので外壁を塗るより手間もかかります。
通気口は金属で錆びていましたので、ケレン除去後→錆止め→中・上塗りを行います。
↓
軒天は意外と思われるかもしれませんが屋根裏になる為に、湿気がこもりやすい箇所なんです。
そのため一般的に、軒天の塗料は湿気を逃がす「透湿性」があるものを用いるほどです。
金属がすごく錆びているのも湿気が関係しているのかもしれませんね。
「幕板・破風板」
施工前
素材はサイディングボードです。ジョイント部分にコーキングがありますが、劣化してる為打ち直しをします。
コーキング打設後
塗装完了
「雨樋」
施工前
↓塗装完了
「ベランダの手すり」
施工前
↓完了
隣接する他の部分を汚さず塗り分けします!
「シャッターボックス」
施工前
↓完了
素材は被覆なのでタック現象が起きないように専用の下塗り材を塗布してから上塗りをしました。
玄関ドア
施工前
↓完了
【ハックの一言】
外壁の部分で書きましたが、スタックの塗り替えは塗料も手間もかかり、どうしてもコストは一般的な素材のものと比較して高くなってしまいますが、厚く吹き付けされたスタックは強度が高く、長く建物を保護出来ます。
素材によって一長一短ありますね。
そして塗装方法も様々あります。
塗装工事において大事なのは、素材に応じた適切な施工法・塗り方です。
例えば色艶ひとつとっても、砂壁に合うものや、石彫に合うものなど、知識がなければ美観を損ねてしまいますので注意が必要です。
どんなものに対しても「綺麗に塗って長持ちする塗装」をお客様にご提案出来てこそ、本当のプロだと私達は考えます(^^)
T様
私の調整ミスで、工事前にお気きを煩わせてしまい、申し訳ございませんでした。
そのような事があったにも関わらず、工事期間中、毎日ご丁寧に対応して下さり、工事にご協力頂きまして大変恐縮です。
おかげ様で順調に工事を進める事が出来ました^_^
塗装完了後、奥様がイメージされる色合いになったようで、嬉しく思います。
この度の工事のご依頼誠に有難うございました。
山口県塗装業者 宇部市の塗装会社
株式会社ペイントハック代表取締役 吉田秀勝
恐縮です。