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施工日記

塗り壁・大壁工法・エイジング塗装

2017年2月7日

一般的な塗装とは異なる、デザインにこだわった塗り壁・大壁工法

皆さんこんにちは^^
ペイントハックの吉田です

今回のハックの施工日記は、ペイントハック自社社屋・事務所改修工事です!

施工前

 (外壁)
(事務所)

【施工内容】
外壁はALCボード(軽気泡コンクリート)です。碁盤の目のようにジョイント部分に目地があります。
この目地を全て埋めて、一枚の壁にする「大壁工法」と、経年劣化の風合いを出す「エイジング塗装」を施工しました。

(目地埋め)
(補強シート伏せ込み)

(モルタル塗り)
(モルタル塗り2回目)

上塗り塗料は、左官で使うモルタルと塗料の中間のような材質ですので、壁のパターンは、左官コテを使用してつけていきます。
剣先で圧を変えながら模様を付けたり、流したりして、ランダムになるように、コテを動かします。

(上塗り1回め 平滑)
(上塗り2回め 模様付け)

エイジング塗装は、汚す部分をぼかしたり、形状を変えたりしてアクセントを加えます。
窓枠や、出隅(外壁の角など)を重点的に汚したりして、自然に汚れた感じと、デザインを織り交ぜて風合いを出します。エイジングに使う色はナチュラルなアンティークオリーブ色にしました。

(エイジング塗装)

事務所は塗装屋らしくカラフルにしました。クロスや塗装部分に使う色が多いので騒色にならないように、トーン調整。

(事務所)

【ハックの一言】
大壁工法は、住宅の他に、カフェやレストラン等、おしゃれな店舗にもよく見られます。
サイディングボード等のジョイントを埋める事により、1枚の大壁となり質感の高い外壁になります。

仕上げのコテ塗りで、洋風のアンティークなデザインや、素朴で落ち着いたデザインにできたりと、様々な表現が可能です。

ですが、従来の大壁工法での問題点として「埋めた目地が割れやすい」事があげられます。

目地が割れる時は、施工する(埋める)前の溝にそって規則正しく割れる事が多く、これではせっかくのお洒落な風合いを損ねてしまう事に。。

そこで、ペイントハック 超弾性プランにも採用している「スタッコフレックス」という塗料を使用しました。
スタッコフレックスは、超弾性塗料で、クラック追随性が極めて高い塗料です。
下地の埋めた目地が割れたとしても、塗膜が伸びてクラックを抑えます。

施工完了

(外壁)

イメージ通りのデザインに仕上がりました^ー^

宇部市の塗装店
ペイントハック代表取締役 吉田秀勝
恐縮です。

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*下地調整…錆止め・ケレン・樹脂モルタル充填など等の塗装前に劣化箇所を修復する作業

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